硝子の座席

某若手俳優を推すただのおたく 舞台と読書とゲームが好きなので、その辺りの話多め

舞台 デルフィニア戦記 第一章

 

デルフィニア戦記

2017/1/20 19:00

2017/1/22 13:00

 

上記公演を観劇してきました。

まだ公演も始まったばかりですので、あまりネタバレしないように…と言っても難しいのですが…なんとなく中間感想を…。

 

今回、圭さんの出演が決まってから、まず原作を読みました。とりあえず第一章として扱われるであろう4巻まで。

率直な感想は、面白かったです。

描写が細かくさらに練りに練られた世界観によって、まるで吸い込まれるように読んでいました。今作でお気に入りのキャラクターは主人公のウォルとリィ。普段、主人公格のキャラクターが1番好きになることが皆無の私からは想像も出来ないことが起こりました。それもこれも、ウォルが堅物だからかなあと思っていますが。

圭さん演じるラモナ騎士団長ナシアスは、柔和なイメージの剣士で、優しさと強さを兼ね備えた素敵な騎士だなあという印象。

 

蕨野さんのイメージがそのままウォルで、声も思っていたよりぴったりだったのがびっくり。リィも佃井さんだからこそ出来る身のこなし。ついつい目が釘付けになってしまいます。アクションが出来る女性というのは、やはりカッコいいものです。

 

馬での描写が多々ありましたので、舞台ではどのようになるのだろうということは常に頭にありました。

今は優れた映像技術もありますものね。薄い膜越しに馬を駆けるシーンは、今のこの時代、この劇場だから出来るシーンなのではないでしょうか。

 

4巻もの長さのお話を約2時間で、ということもあり、かなりのシーンがカットされていたように思います。原作を読んでないと、展開が早すぎてついて行くのが大変かもしれません。もしこれから観る方で、まだ読んでいらっしゃらない方がいらしたら、ぜひ一読してから観に来て頂けましたらより楽しめるかと思います。また、もう観たけどまだ原作を読んでないという方も、機会がありましたらぜひお手にとって頂きたいです。

原作関連商品はロビーにも販売していますからね。(謎のステマ)

 

また殺陣のシーンは、どこも見所があり、戦をお芝居で感じる大切なシーンでもあります。個人的には佃井さんのアクションから目が離せなくなってしまいましたので、そこ以外にも注目して観たい気持ちでいっぱいです。

 

28日にも最後に観る予定がありますので、そちらで実現出来たら良いなと思います。

後日、改めてこちらで感想をまとめられますように…。

 

 

 

それは突然の出来事でした。

 

去る2015年の秋のこと。友人に誘われたあんさんぶるスターズ!のアニカフェで事件は起きたのです。

 

それまでの私は、幼い頃からジャニーズに一般アイドル、ヴィジュアル系バンド……とたくさんのステージ上で輝くアーティスト達に影響を受けて生きてきました。初めてコンサートに行ったのは10歳の頃だったし、今から思うと、とても恵まれた家庭だったんだなあと実感しています。

高校生でそれまで治っていた2次元への気持ちが溢れ出してしまい、そちら側に転向。声優さんのイベントなどたくさん足を運ばせて頂きました。

 

中でも、KENNさんを応援し、彼が出演した舞台に行った事は、その後の人生に大きな転換点をもたらしてくれました。

 

 

丁度その頃。巷では2.5次元舞台なるものが流行り出し、あれよあれよと言う間に私の好きなゲームも舞台化されたのです。

最初は若干の抵抗があったものの、いざ足を運んでみればそこは天国。自分の推しが3次元に現れ、さらには動いているのです。ナマモノの素晴らしさに久々に感動した次第です。

私の感覚は麻痺する一方。これ以降、色んな舞台に出向くことになります。

 

ただ1つ、問題がありました。それは私の"推し"がいないこと。

頑張って!と応援する俳優さんはそれまでも何人かはいたものの、何処か本気になれずもどかしい日々。友達が自分の推しの俳優さんの舞台を観に行っているのがなんだか羨ましかった。

 

そこで冒頭に戻るのです。

 

せっかくあんスタのアニカフェに行くんだから!と殆どサボっていたあんスタを開いたのです。そこに答えがありました。

 

あんスタ自体も推しが定まらず、もやもやとしていたのですが、お話を進めていくうちにちょっと気になった羽風薫くん。

メインストーリーには最後の方にちょこっと出てくるだけの彼ですが、イベントストーリーにはちょいちょい出てきていました。

見た目は好み。ユニットも好み。さて、声は?と思って調べた人物こそが細貝圭さんでした。

 

実は以前、テニミュのDVDを友人と鑑賞した時に気になった綺麗な顔をしたお兄さん、それこそが彼でした。以下お兄さんと呼ばせて貰います。

 

顔も名前も知っている俳優さんで、その上、1度だけ気になって、ネットで調べたこともあった方でした。

その時拝見したお写真があまりにもチャラく、私には無理だな……と思ってしまったことを、今でも強く覚えています……。(当時はチャラい系が全くダメだったため)

 

そうして知らず知らずのうちに、人生を楽しくするチャンスをスルーしてしまったのです。

 

(余談になりますが、またまた観に行った映画「新宿スワン」でお顔を拝見した時、もし笑った顔だったら好みかも…とか思っていました全くもってその通りでした)

 

よくよく考えてみれば、あ!あの時のあの役はお兄さんじゃないか!ってことが多々あって、自分でもびっくりしています。

 

羽風くんがきっかけとは言え、DVDを買ったり借りたりして演技を観ていくうちに、すっかりお兄さんのことが好きになってしまったと言うわけです。

 

薄めの顔も好きだし、にこにこしてるところも可愛いし、お酒が好きなところも、何より少年っぽいところが好き。ありのままの彼を応援したくなるのです。ファンの大半が彼のおかん説は正しい気がしてなりません。

ちなみに演技は悪役とかやってくれると、個人的に嬉しい。悪い役好き。普段とのギャップがすごいです。最初にがっつり観たのがゴーカイジャーだったからかな。

 

さらにはファンへの対応が、神対応であると有名な模様。かく言う私も昨年のバースデーイベントに潜入し、その神対応っぷりを体感して参りました。イケメンに優しく笑いかけて貰うと、どうしたら良いか分からず右往左往するのがオタクの宿命。目を合わさずにいたら、強制的に合わせさせられました。こわい。

 

 

そんなお兄さん、お仕事がすごく多い。

 

今までの若手の応援してた子と比べると、ものすごい量。それだけ色んなところで活躍されてるんだなあ。ちなみに去年の出演舞台は6作品。イベントなどにもちょこちょこと出演しているので割とハード。

お仕事が多いのは良いことだけど、体だけには気をつけて頂きたいものです。

 

 

 

 

 

と、ここまでは良いのですが、2月に控えたバレンタインツアーも参加することになり、今からどきどきしております…。

約1年、お芝居を観るため何度も劇場には足を運んでいましたが、友達はおりません。なんていう冒険なんでしょう。さらにコミュニケーション能力は無いに等しいこの私がどこまで楽しめるか。宴会とかもあるみたいなので、酔っ払ったお兄さんがまた観られるのかあと思うと、それはすごく楽しみです。(以前ナマ屋敷のイベントで酔っ払った姿を拝見したのですが、とてもとても可愛い酔っ払いだった)

 

そんな具合に1人の俳優さんにハマって抜けられなくなってしまった訳です。

きっかけは些細なことでも、私に与える影響は日々大きくなっています。アニカフェに誘ってくれた友人には、今でもとても感謝しております。

 

今年も既に新幕末純情伝、デルフィニア戦記とお仕事が立て続けに入っていますが、少しでもたくさんの推しのお芝居を観に行けたらいいなと思っております。また、その感想を少しでもログとして残して行けたら良いと思い始めました。演技の批評や、面白いことなどは書けませんが、三日坊主の私が続けられることを祈って……。